新車を買う時は、ショールームに行って商談や試乗をする事が一般的ですが、出張で家まで来てもらったり、送迎をしてもらう事が可能です。

出張サービスを利用して、新車を検討・商談する時のポイントや注意点を紹介します。

出張サービスに対応してもらえるケースと断られるケース

新車営業マンの出張サービスは、状況によっては断られるケースもあります。
ポイントを押さえて、なるべく見込みが高い状況を作って検討するようにしましょう。

新規客は対応を渋られる事が多い

既にそのディーラーで過去に車を買った既存顧客で担当営業マンが付いている場合は、出張対応をしてもらえる可能性が高いです。それまで、そのディーラーを利用した事の無い新規客の場合は、具体的な購入の意思を示せないと、お店に来るように誘導され、出張サービスを断られる事も多いです。

買う意思が固まっている場合は、その旨を伝えれば、土日であっても出張対応してもらえる事が多いです。

平日が狙い目

新車ディーラーは毎週末ショールームで展示会を開いています。

来店客の対応で忙しい土日に関しては、出張サービスを断られたり、お店に来るように言われる事が多いですが、平日であれば、比較的フットワーク軽く出張サービスに対応してもらえる事があります。

駐車場に入るか不安な場合は出張サービスを利用する

自宅の駐車場に対して、購入を検討している車種の寸法がギリギリの場合は、メジャーで測って寸法を比較するのではなく、試乗車などを、駐車場に実際に入れてみるのが一番分かりやすいです。

新車の商談の出張サービスは、店頭ではなく出張しなければいけない明確な理由がある時ほど、対応してもらいやすいです。出張サービスの理由付けとして、定番の状況が自宅の車庫入れを試したいという状況です。

ディーラーの店舗から自宅が近い場合は、お店に行って試乗も含めて一緒に車庫入れを試しに行くという方法を提案される事もあります。店舗から遠い場所では、土日対応してしまうと、長時間試乗車がなくなり、来店客の対応をできないという理由から、断られる事も多く、平日であれば対応可能と返答がある事も多いです。

お店の最寄駅まで迎えに来てもらう

新車ディーラーの店舗は、駅からの立地が悪い、幹線道路沿いにある事が多いです。初めて車を買う時など、ディーラーへの足がない場合は、相談をすれば最寄駅まで送迎で来てもらえる事もあります。

送迎をお願いする場合も土日よりも平日の方がお願いしやすく、全く買う意思が感じられない客は、迎えは来てもらえても、送りはしてもらえず、駅まで歩くように言われてしまうケースもあります。

契約後のやり取りは出張対応も可能

新車を購入すると決めた場合、印鑑証明や書庫証明の承諾書など、その場では用意しきれない書類も多数あります。通常はお客がお店まで書類を提出しに行きますが、要望を出せば自宅まで書類を受け取りに来てもらえる事も多いです。

商談時に印鑑などを用意していない場合も、時間を改めて営業マンに出張で契約をしに家まで来てもらえる事もあります。車を購入すると決めたお客でも、土日の日中は対応してもらえない事も多く、夜や平日を条件に出張対応可能となるケースが多いです。

購入後の点検整備の入庫時に引き取りに来てもらう

車を購入後、車検や点検その他の各種整備をする場合、通常はディーラーにお客が車を持っていき、ショールームで作業が終わるまで待つのが一般的ですが、要望を出せば、営業マンが自宅まで車を引き取りに来てもらい、終わり次第納車に来てもらうサービスをしてもらえます。

土日祝日は対応してもらえないか、朝に引き取り、夜に納車という流れになる事が多いです。事前に相談をしておけば例え1日や短時間の入庫でも代車を用意しておいてもらえるケースもあります。他のお店で購入したユーザーなどは断られる事も多く、そのお店で買って担当営業マンが付いている事が条件になる場合が多いです。

バッテリー上がりなどのトラブル時にも、出張サービスで来てもらう事は可能ですが、このケースの場合は充電すれば生き返るバッテリーでも新品バッテリーを売り込まれてしまうケースもあります。状況によって、新車営業マンの出張で対応してもらう事と、ロードサービスなどその他の方法で対処する事の両方を比較検討する事も必要です。