新車の契約書や注文書にサインや捺印をする時はドキドキするという方も多いのではないでしょうか?
基本的には数百万円の契約になる事が多い、新車の注文は大きな取引とも言えます。

実際に契約書にサインをする前に再度、細かく確認していく事が必要です。
新車の契約前に確認する事を紹介していきます。

車の型番を確認する

新車は車種・グレード・駆動・メーカーオプション・ボディーカラーだけは一度注文をしてしまうと、変更ができません。
新車の場合は、車種やグレードごとに必ず価格表が存在します。その価格表に、そのグレードとメーカーオプションが付いた車の型番が英数字などで書かれている場合があります。更に価格表の下には、ボディーカラーの色コードが書かれています。

このメーカーオプションとボディーカラーの組み合わせが入った、新車の型番(新車コードと呼ばれる事もあります)を営業マンの説明を受けながら、価格表に書かれている内容と照らし合わせて、購入を決めた車と同一なのかを確認します。

先に結論を言うと、新車の契約段階において、唯一融通がきかない部分になります。ここだけはサインをする前に入念に確認しておきましょう。

ディーラーオプションを確認する

意外と知られていない事が多いですが、ディーラーオプションは新車の契約書や注文書にサインをしても状況によっては後から変更できる場合もあります。特に人気車種で、車を注文した段階で、メーカーの生産待ち(在庫がない)車種の場合は後からの変更も用意な場合があります。

メーカーや販売店の行程において、いつまでなら変更できる。という事情が変わってくるので、契約する場合は、最悪いつもでならディーラーオプションを変更できるか確認しておきましょう。

メーカー在庫がある場合や、展示車や販売店のモータープール在庫を買う場合は、融通がきかない場合があります。せめて、契約をした日の翌日の朝くらいまでは、家で再度ディーラーオプションを見直す猶予をもらえる場合もあります。

こういったルールは販売店や注文した車両の状況で大きく変わってくるので、必ず契約時に確認しておきましょう。

手数料を確認する

新車の見積もり書の詳細説明をする時は詳しい説明をせずに納車費用など、取れる手数料は片っ端から計上されている場合があります。
詳しくは「見積書の見方」のページで紹介している内容を確認しながら、削れる手数料や不要なサービスがないかを確認しましょう。

ローン金利を確認する

通常は契約書や注文書であれば、必ずローン金利が記載されていますが、稀に支払い方法の記載しかない契約書があります。必ずローンの金利の内容を確認し、状況によっては、金利の値下げ交渉の余地がないかも再確認しておきましょう。

詳しくは「新車を買う時に自動車ローン金利の値下げ交渉する」のページでも紹介しています。