新車を買う時には必ず諸費用がかかります。
車両本体価格の値段で買えると思っていると、想定外の見積もりが出て当初の計画通りに進みませんので、検討段階から、希望する車種はある程度紗費用がかかるものだと認識しておきましょう。

諸費用は車種によって変わる

諸費用の中でも「自賠責保険」や「印紙代」、「販売店の各種手数料」は普通乗用車であれば一律料金となっていますが、諸費用の中でも大きなウエイトを占める、「取得税」や「重量税」、「自動車税」などの税金部分は車の重さや排気量、車両本体価格によって変わってきます。

  • 自賠責保険
  • 印紙代
  • 販売店の各種手数料
  • 取得税
  • 重量税
  • 自動車税

クラスが大きい程、諸費用は高くなるという事を認識しておきましょう。

エコカー減税で諸費用は大きく変わる

諸費用の中でも負担が大きいと言われていたのが、所得税と重量税です。

2014年4月の消費税増税に合わせて従来の5%から3%に引下げられたとはいえ、単純計算で車両本体価格200万円の新車なら6万円の取得税がかかります。
それがエコカー減税で50%減税になれば3万円になり、100%免税であれば取得税自体がなくなり、エコカー減税対象外の車に比べて6万円も諸費用が軽減されます。

さらにエコカー減税は重量税も対象になっています。車両重量1.5トンクラスの乗用車であれば、新車購入時は3年分の重量税で36,900円かかる所が、こちらも100%免税車であれば0円になります。

200万円クラスの車であっても、取得税と重量税だけでエコカー減税100%免税車で10万円弱、50%減税車で5万円弱諸費用が変わってきます。
更にエコカー減税は初回車検時や翌年度の自動車税も軽減される場合がありますので、更にお得となります。

エコカー減税は2015年4月と5月で内容が変わる

既存で新車の諸費用の目安を紹介しているサイトを他で見た方はほとんど、古い情報だと思ってください。
エコカー減税は2015年4月より内容が大幅に改訂されます。

新車の諸費用で大きな影響を与える取得税と重量税については、それぞれ独立した計算方法で減税率が減税対象外も含めて5段階により細分化されて、より複雑化します。これにより車種やグレード・駆動などによって減税率の幅は車種ごとでさまざまになってきます。

エコカー減税次第で車の諸費用は数十万円と変わるケースもあります。
従来のエコカー減税を参考にした情報を見て感違いしない為にも、これから新車を買う人は早い段階で、簡易見積もりをディーラーにもらうか、ネットからのオンライン査定を利用して諸費用の目安を調べるようにしましょう。