新車をよりお買い得に買う方法として特別仕様車を選ぶのも一つの手です。
特別仕様車は通常発売されているグレードに人気のメーカーオプションが加わったタイプの物が多く、その他限定カラーを使用した物や、エンジンスペックが強化さえているタイプなどがあります。
特別仕様車はお買い得!
充実装備が付いている特別使用車の場合、通常のグレードに人気が高いメーカーオプションがセットされているタイプの特別仕様車があります。
通常のグレードに、メーカーオプションをセットすれば、同等の内容にする事もできますが、そこは名前に「特別仕様」とうたっているだけあって、割安感が高くなります。
本来のメーカーオプションの追加費用よりも、価格が安く設定された特別仕様車は更にそこから値引き交渉をする事も可能で、額面の値引き表示よりも更にお得な内容となります。
なぜ特別仕様車は安いのか?
新車はグレードとメーカーオプションの内容ごとにライン生産で作られています。
乗用車の場合は、様々なグレードと設定があるので、それぞれの内容に応じた生産ラインを用意されていて、工場によっては、時間帯で生産する仕様を変更している場合もあります。
特別仕様車は新車を作る生産ラインを強化して大量に生産する事で、特定のグレードとメーカーオプションに限定して安く販売する事が可能となっています。
特別仕様車はモデルチェンジの前兆!?
特別仕様車は全ての車種に用意されている訳ではなく、販売する期間も限定されています。
いつでも、どの車種でも特別仕様車があれば「特別」ではなくなってしまいますよね?
よりお買い得な特別仕様車がある車種を探すのもオススメですが、特別仕様車が出ている車種を選ぶ時には注意が必要です。
一般的には割安感が高い価格設定となっている特別仕様車はモデル末期の車種に投入される事が多いです。新型車が発売と同時に特別仕様車が出てしまうと、みんなそれしか買わなくなってしまいます。
また、特別仕様車は人気の装備や売れ筋を押さえておく事が必要なので、ある程度購入者の傾向が出るまでの期間を設けてデーターを取る事も必要になります。
生産ラインを重点集中させる特別の特性から、売れ行きが落ちてきたモデル末期の車種に投入される事が多い事から、特別仕様車は、モデルチェンジ前の前兆とも言われています。
割安だからといって、特別仕様車を買って、その後すぐに新型車へモデルチェンジをしてしまうと、燃費性能などランニングコストで差が出たり、買ったあとにすぐに型落ちになる事で、売る時の中古車としての価値が低くなる可能性もあります。
特別仕様車の購入を検討する場合は、モデルチェンジ情報を調べてから検討するようにしましょう。
マイナーチェンジ前の特別仕様車がオススメ
モデル末期といっても、マイナーチェンジを控えている車種であれば、新型が出ても性能の改善は少なく、査定価格の値落ちも少なくなります。
大幅に仕様変更される見込みがなければ、新型が出て特別仕様車の販売が中止されるマイナーチェンジを待つよりも、お得感がある特別仕様車があるタイミングで買ってしまった方が、賢い選択となる場合があります。
それとは逆に、燃費が大幅に改善されるなど、スペックが一新されるフルモデルチェンジ前であれば、割安な特別仕様車があっても慎重に検討する事が必要になってきます。