車検に通るかが重要

改造車と言っても、スモールライトの色を変えただけの改造もあれば、大音量マフラーなど、大掛かりな部品を交換しないと車検が通らない改造もあります。
売却時にポイントになってくるのが、どれだけ簡単に車検に通るかという点です

綺麗な作業をする自信がなければそのままにしていた方が良いことも

車を売る時は改造車だと一切売れない、査定が付かないという訳ではありません
当然車検に通る状態の方が高く評価される事もありますが、中途半端にできない作業に手を出してしまうと、逆にマイナスになる場合があります。

例えばフルスモークの車は違法改造で車検も通りませんが、中途半端に素人がスモークフィルムを剥がそうとすると汚くなってしまったり、ガラスを傷つける事もあります。
社外マフラーを正しい知識が無い中で素人がノーマルに戻すと、排気漏れを起こして大きな減点となってしまう場合があります。

純正パーツを持っていたり、取り外せば違法改造ではなくなるものは、そのまま査定を受けた方が無難ですよ

改造部品はパーツをバラして売る

改造の部品を装着された車は査定が下がる事が多いですが、改造になる社外部品はパーツ単体として売れば高値が付く事が多いです。
なるべくノーマルパーツを保管しておいて、売る時には改造部品を取り外してしまうのが最も総合的に見て高く売れる方法と言えます

部品は中古のカスタムパーツを扱うお店に持って行っても二束三文にしかならない事が多いので、ネットオークションなどを利用して売るのがおすすめになります。
場合によっては、中古の純正部品を購入してでも、ノーマルに戻した方が効率よく売却できるケースもあります

カスタムカーに強い業者に査定してもらう

通常の販売店や買取業者は、車の車種や年式・走行距離から求められる車の相場のみで査定をする事が多いです。
この場合は違法改造をしている車はどれだけお金がかかっていてもマイナス査定になってしまいます。

こうした社外部品の事やカスタムに投じた費用を評価してもらうには、カスタムカーに強い業者に査定を依頼すると良いでしょう
内容によっては、部品に対してのプラス査定を大幅に付けてもらえる事もあります

違法改造は車検が通らないなどの難点があっても、目立つ車を求めている買い手も多く、こうした車の店頭販売が得意な業者を利用すると、中途半端に純正部品に戻した車は査定が大きくマイナスになり、カスタムコンプリート車などが高く評価される傾向があります。