一般用(事業用)自動車保険とは、主に代理店型自動車保険が取り扱う一般的な乗用車向けの家庭用保険と比べて簡略化された保険の事で、主に業務用で使う車両や、自動車保険を簡略化した人向けの自動車保険です。
一般用(事業用)自動車保険ランキング
①三井住友海上 GKくるまの保険・一般用
一般用自動車保険でオススメしたいのが三井住友海上です。
人身傷害を省いて搭乗者傷害のみのセットが可能など、他社の一般用(事業用)自動車保険と比べてもカスタマイズ性が高く、保険料を抑える事も可能となります。
自家用普通貨物車までであればロードサービスのおくるまQQ隊のサービスも付帯でき、特約も充実しているのでオススメ度が高いです。
②損保ジャパン日本興亜 一般用自動車保険(SGP)
損保ジャパンの一般用自動車保険(SGP)は高いカスタマイズ性があり、保険料も全体的には安めの設定となっています。
一般の個人の方の加入も可能で加入条件が自家用8種となりますが、ロードサービスも全ての契約で自動付帯されます。
ネットでの見積もり・申し込みは不可で、代理店に直接問い合わせて加入する必要があります。
個人代理店や、損保ジャパンに力を入れているディーラーの代理店など本部からのサポートが充実している代理店を利用すると良いでしょう。
③東京海上日動 TAP(一般用自動車保険)
上位2社に比べると若干カスタマイズ性に欠ける部分はありますが、業界大手の東京海上日動の自動車保険は一般用でも安心して利用する事ができます。
TAP最大の特徴はドライブレコーダー搭載者については事故が起こった際にプロの事故分析専門家が状況を分析・リスク実態に応じての再発防止コンサルティングが行われます。
大規模な法人の自動車保険で人気のサービスとなっています。
年齢条件では30代・40代・50代・60代・70代とより細かくリスク細分が行われ、家庭用よりもメリットが大きくなるケースもあります。
大手の東京海上がここまで細かく年代別のリスク細分を行っている自動車保険を提供しているのは、あまり認知されていなく、幅広い方にTAPを一度検討してみる価値がある自動車保険です。
④セコム自動車保険 新型自動車保険(一般用)
通販型としては珍しく一般用自動車保険の設定があります。
対人賠償、対物賠償、人身傷害、搭乗者傷害、自損事故障害、無保険車障害の6つの補償をセットにされていて、カスタマイズ性は欠けますが、通販系のコスト還元型だけあって保険料は安く、セコム自動車保険最大の特徴の事故現場急行サービスも利用できます。
基本的には法人向けのサービスとなっております。
番外編 法人契約できる通販型自動車保険
一般用(事業用)を選ぶ人の多くは法人が多く、法人契約だと通販型自動車保険が加入できない事により、代理店型自動車保険の一般用を選んでいる人も多いです。
しかし最近では多少の条件などはありますが、通販型自動車保険でも法人契約に対応した保険会社が増加傾向にあり、法人の自動車保険の保険料を安くするのには、法人可の通販型ダイレクト保険を検討すると良いでしょう。
チューリッヒ
1法人につき、5台まで自動車を持っているケースという縛りがありますが法人契約が可能となります。タクシーや1ナンバー・8ナンバー車は保険加入ができないのが原則です。
ソニー損保
電話申し込みのみ、法人契約が可能となります。ソニー損保の魅力のインターネット割引は適用されず、走行距離に応じてのリスク細分もサービス適用外となり、通常に個人契約に比べると、デメリットも多いですが、日系大手の通販型自動車保険で安心と信頼・低価格のバランスが取れた契約が可能となります。
この他にも、通販型ダイレクト自動車保険では法人契約に対して見直しを行っている保険会社も多く、気になる保険会社がある場合は一度電話で問い合わせをしてみるのも良いでしょう。
ランキング全体を通して
現状では一般用(事業用)自動車保険では大手3社がオススメできる内容となっていますが、各社一般用にはあまり注力をしていない傾向もあるのが現状で、通販型自動車保険が一般用に近い内容や法人契約への前向きな取り組みもあり、近い将来一般用(事業用)自動車保険の立場が変わってくる可能性もあります。