自動車保険は各種割引制度を上手に活用して保険料を安くしていく事が大切です。
保険会社によって割引制度の種類が違いますので、条件に合わせて保険会社を選び、その中でも使える割引制度は活用していきましょう。
自動車保険の割引制度一覧
等級による割引
自動車保険の中で一番大きな割引要素が大きいです。
車に乗らない期間がある時は中断証明書の発行。家族で複数台所有する際はセカンドカー割引を活用して等級の無駄をなくしましょう。
長期優良割引
20等級に達してからの経過年数によってプラスαの割引を受けられるケースもあります。
共済系では上限が22等級に設定されているケースもあります。
年齢条件による割引
一般的に年齢条件が高いほうが割引は大きくなります。保険会社によっては40代~50代など事故率の低い年齢が優遇されるケースもあります。
運転者限定による割引
運転者が限られている場合は運転者の範囲をより狭める事で大きな割引を受ける事ができます。
条件変更が容易にできる特性もありますので上手に活用しましょう
車両料率クラスによる割引
被保険車両の車種により、対人賠償・対物賠償・車両保険・人身傷害などの料率クラスが設定されています。
料率クラスの低い車種を選ぶと自動車保険がお得になります。
免責設定による割引
対物保険や車両保険に免責設定をすると保険料が安くなります。ただし、保険を使用する際は免責金の支払いが必要になります。
ゴールド免許割引
各保険会社が近年力を入れている割引です。ゴールド免許の場合は10%以上の割引を受けられる保険会社を選ぶとよいでしょう。
用途による割引
業務用>通勤・通学>日常・レジャーという順で保険料が高くなります。
業務用と通勤通学の定義は年間を通じて週5日以上。もしくは年間15日以上の期間使用する事になります。
雨の日だけ車で通勤するケースでは日常・レジャーでも補償の範囲内となる事があります。
インターネット割引
通販型自動車保険を中心にネット申込で割引を受けられるケースがあります。
団体割引
勤務先の会社や所属している団体が加入している場合のみ適用されます。
団体割引の割引率は各団体ごとに違います。
ネット証券割引
保険証券を書面で発行しない事によって受けられる割引です。保険証券がなくてもネットなどを通じて補償内容を確認できます。
早期契約割引
通販型保険を中心とした割引です。保険開始日や更新日より一定期間前もって早期に契約する事で割引を受けられます。
エコカー割引
ハイブリットカーやエコカーなど保険会社が定める基準を満たしたエコカーに受けられる割引です。
安全装置割引
以前はエアバックやABSが割引対象装置でしたが、最近では横滑り防止機能やイモビライザーなどが適用基準となっている事が多いです。
新車割引
原則初度登録年月から3年以内の車が割引対象になります。
保険の始期により丸3年新車割引を受けられるケースやほぼ2年しか割引を受けられないケースもあります。
この他にも保険会社によって、独自の割引制度容易しているケースも多数あります。
各種割引を理解して有効活用する事で保険料を安くしていく事が可能となります。