証券会社で有名なSBIホールディングスの子会社の損保会社です。主要株主はSBIホールディングス 86.5%、あいおいニッセイ同和損害保険 13.1%、ソフトバンク 0.4%とあいおいニッセイ同和損害保険の資本も入っています。

2006年にSBIホールディングスとあいおいニッセイ同和保険の共同出資で設立され、比較的若い損保会社で通販系自動車保険を中心に手がけています。

SBIは外資系と勘違いされている人も多いですが、日系企業になり後発ならではの低価格サービスで順調に利用者数を伸ばしている成長中の自動車保険です。

SBI損害保険の自動車保険を独自に評価

サービスプラン充実度 ★★★☆☆
会社信頼度 ★★★☆☆
事故対応力 ★★☆☆☆
示談交渉力 ★★☆☆☆
保険支払い能力 ★★★★☆
保険料金の安さ ★★★★★
総合評価 ★★★☆☆
サービスプラン充実度

対物超過に近い特約の対物差額修理費用補償特約や自転車事故補償特約など良い特約もありますが、車両保険の付帯には原則免責5万円をつけなければいけないなど、低価格ゆえの制約も多いです。新車特約など人気の特約も少ないのが難点です。

会社信頼度

日系企業とあいおいの資本が入っている事で信頼度は低くはありませんが、まだまだ成長中途中のベンチャー損保会社といえます。

事故対応力

若い会社で経験の浅いスタッフも多いです。研修には注力していますが、担当者によっては対応があまりよくないケースもあるようです。あいおいニッセイの事故センターとの連携もほとんど取れてなく他社に比べて劣るポイントです。

示談交渉力

若い会社ゆえ優秀な事故対応スタッフ自体が少ないのが現状です。

保険金支払い能力

資本もしっかりしていますし、企業の若さゆえ保険金の支払いは柔軟な対応をとってもらえる事も多いです。ただし、多くのケースが車両保険を使用する際には免責設定がされていますので注意しましょう。

保険料金の安さ

現状、SBIの一番の売りは安さです。走行距離制限もなくアクティブユーザーで価格重視のユーザーに人気が高く、他社通販系自動車保険からの乗換も多いです。

総合評価

現状サービス自体の魅力はロードサービスなど一部の分野には長所もありますが全体的には少なく、値段勝負をしている部分はあります。まだ規模が大きくないからこそ融通が利く部分もあります。
2012年に増資をしている影響もありソルベンシー・マージン比率も高い水準になっていて母体も日系の大企業の為、価格重視で勝負している中でも信頼性のある自動車保険です。

対物超過


対物差額修理費用補償特約対物超過とほぼ同様の内容となっていますが、若干制約があるようです。

長期契約

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ロードサービス

拠点数も多く、提携工場までのレッカーは距離無制限など人気のサービスも整っています。

おすすめ特約

対物差額修理費用補償特約対物超過

こんな人におすすめ

・価格重視の方
・日系企業の自動車保険でとにかく安い所をお探しの方
・年間走行距離の多い方

比較にお奨めな保険会社

・チューリッヒ
・アクサダイレクト
・三井ダイレクト

価格が安さが魅力の会社との比較がおすすめです。

その他

事故歴が多いユーザーは引き受け距離があるケースも多いようです。