自動車保険に加入するとロードサービスを利用できるというメリットがあります。

保険会社によっては補償内容次第ではロードサービスが付帯されない事もありますが、一般的な補償内容や保険プランを選べば、ほとんどのケースでロードサービスを利用する事ができます。

保険会社によってロードサービスの内容が違う

自動車保険に付いてくるロードサービスは保険会社によって受けられるサービス内容や無料利用の範囲が変わってきます。

JAF非会員などロードサービスを受けられる環境が他にない方は、ロードサービスの内容も保険選びの材料にすると良いでしょう。

ロードサービスの内容を見るときの基準

車両トラブル対応サービス

主にガス欠やバッテリーあがり・鍵のインロックやパンクなどが挙げられます。

こういったサービス自体は自動付帯されているのが一般的ですが、保険期間(1年間)で2回目以降は負担金がかかったり実費になるような利用制限があるものや、ガス欠時のガソリン代が無料か有料か?などでサービス内容が保険会社によって異なります。

拠点数

最近では各保険会社ロードサービスの提携拠点数の足並みがそろってきて9,000~10,000拠点となっている所が多いです。

極端に拠点数が少ないと対応時間が遅いリスクがあります。

レッカー

レッカーは原則基本サービスとなっていますが、保険会社によって無料対応の距離が違います。

保険会社指定工場と、指定場所への搬送で対応距離が変わる事もあります。

タイヤ脱輪

タイヤ脱臨時の対応は各保険会社によって違います。無料対応範囲がタイヤ1本まで。3本まで。脱輪対応は全て実費など対応に違いがあります。

各種付随費用

キャンセル費用や宿泊費用・ペット費用など車の事故やトラブルが要因で起こる問題を補償するサービスが各保険会社細かく設定されています。

ロードサービスの基本プランに全て入っているものや、別に特約を付ける事で充実させるなど保険会社ごとによって対応はさまざまです。

自動車保険のロードサービスがない場合

JAFに加入する

ロードサービスの定番といえばJAFです。年会費はかかりますが、手厚いサポートを受ける事ができます。

自動車保険でロードサービスが付帯されない場合や、自動車保険についてくるロードサービスの内容に不安がある場合はJAFへの加入をおすすめします。

保険会社によってはJAF会員ですと、より手厚いロードサービスを受けられる特典が付いてくる事もあります。

利用料は個人会員で年会費2,000円年会費4,000円です。

クレジットカードに付帯されるロードサービス

ロードサービスが付帯されるサービスは自動車保険だけではありません。代表例がクレジットカードで、年会費が必要なプランのカードの多くはロードサービスが付帯され、なかには年会費無料でロードサービスが付帯されるものもあります。

プランによっては高額な年会費を払ってもロードサービスは付帯されずに、その分ポイント還元率が高いなどの特性があるカードもあります。

新車補償などに付いてくるロードサービス

主に外車や高級車を中心に付帯される事があります。有名なのはメルセデス・ベンツを新車購入や認定中古車で購入した時に付いてくるメルセデスケアで業界最上位レベルの手厚いロードサービスを受けられます。

JAFやクレジットカードに付帯されるロードサービスは人に対して付帯されるものでロードサービスを利用する車両を選びませんが、自動車保険のロードサービスや新車補償などに付帯されるロードサービスは、車に対してかけられる補償になります。

実費でロードサービスを利用する

ロードサービスを利用できる環境に無い場合は、都度払いで実費にてロードサービスを呼ぶことができます。

JAFの場合ですと、基本料で8,000円~10,000円程度となっています。