車を駐車中にコイン傷をつけられ全塗装になってしまった場合など、いたずらで損害を受けた場合、車両保険を利用することができます。

いたずら、落書きで車両保険が使えるケース

いたずら・落書きで損害を受けた場合、一般車両保険、限定車両保険の両方で補償されます

ただし、これらの傷の中で蹴られるなどしてボディーが凹んでいた場合、いたずらとみなされるのは難しく、限定車両保険では補償されないことがあります。

いたずらとは明らかにいたずらとわかる損害が必要であり、凹み傷などは衝突など、他の原因が考えられるからです。

車両保険が降りるにはいたずらとみなされる必要がある

いたずら、落書きは1等級ダウン事故に・・・

いたずら・落書きで保険を利用した場合、等級はどうなるのでしょうか?

実は事前まではこれらの損害で保険を利用した場合には、「等級すえおき事故」として取り扱われたため、等級が下がることはなかったのです。しかし、2012年10月1日より「1等級ダウン事故」として取り扱う会社が出てきました。

いたずら落書きで車両保険を使った場合、1等級ダウン

そのため、いたずら・落書きで保険を利用した場合、次年度は1等級下がり保険料があがってしまいます。保険を利用する場合には、下りる保険金と等級が下がることで上がってしまう保険料を比較して、メリットが出そうな場合に利用したほうが良いでしょう。