車両保険には一般車両保険(一般型)と限定車両保険(エコノミー型、車対車+A)の2種類のタイプがあります。どちらを選ぶかで金額や補償内容が大きく変わります。
ここではそれぞれの特徴や選び方をご紹介します。
一般型車両保険と限定型車両保険(エコノミー型、車対車+A)の補償の違い
一般型と限定(エコノミー)型には下の表のような補償の違いがあります。
大きく異なるのは、モノとの衝突や、当て逃げなどでの補償があるかないかという点です。
ガードレールなどとの接触が心配だったり、当て逃げが心配な場合には、一般型の車両保険を選ぶ必要があります。
一般型車両保険と限定型車両保険の比較表
一般型 |
限定(エコノミー、車対車+A)型 |
|
---|---|---|
自動車以外のものとの衝突 |
○ |
× |
当て逃げ(相手車不明) |
○ |
× |
転覆・墜落 |
○ |
× |
他の車との衝突・接触 |
○ |
○ |
火災・爆発 |
○ |
○ |
盗難 |
○ |
○ |
台風・竜巻・洪水・高潮 |
○ |
○ |
窓ガラス破損・いたずら・落書き |
○ |
○ |
一般型車両保険と限定型車両保険(エコノミー型)の金額の違い
一般型の車両保険では補償内容が厚い分、保険料は高くなります。
契約する車両や、保険会社などの条件によっても異なりますが、私のケースをご紹介します。
下の表のように、一般か限定かの違いで年間保険料は1万円~2万円ほど変わってきます。
結構大きい金額ですが、この差よりも保険料の保険会社差の方が大きい場合が多いです。
そのため、加入する自動車保険の会社も一括見積などで価格を比較してから、契約したほうがよいでしょう。
年間保険料(一般車両保険含む) | 年間保険料(限定車両保険含む) | |
---|---|---|
免責金額=0円 | 80,990円 | 61,850円 |
免責金額=5万円 | 68,580円 | 54,900円 |
免責金額=10万円 | 62,370円 | 51,410円 |