22歳でスズキ・ワゴンRを所有している場合、自動車保険はいくらくらいになるのか?
ここでは、自動車保険一括見積もりサイトを利用して、以下の情報で相場を調べてみました。

申込者情報
等級 6等級新規
前年事故件数 0件
事故あり係数適用期間 0件
年齢 22歳
年齢条件 21歳以上
居住地域 石川
運転者限定 本人限定
免許 ブルー
使用目的 通勤・通学
年間走行距離 20,000km以上
保険期間 平成28年9月1日から1年間
車両情報
車種 ワゴンR
初度登録 平成28年9月
型式 MH34S
保証内容
対人 無制限
対物 無制限
搭乗者障害 1,000万円
人身傷害 3,000万円
車両保険 あり(一般)
特約 弁護士費用特約

申込条件のポイント

20代前半では、就職をきっかけに通勤用で車を購入する方も多いです。今回は毎日片道30kmの通勤で使用し、週末も車中心の外出をする方の状況で一括見積もりを取りました。

車種は維持費が安く、低燃費で実用性も高いワゴンR。地域柄を考慮して4WD車で6等級新規の条件です。走行距離は年間1万5千km〜2万kmを想定しますが、ゆとりを持って20,000km以上に設定しました。

6等級新規なので保険料も高いですが、乗る機会が多いからこそ、車両保険(一般)を含めて補償内容を充実させました。なお、同居の家族(主に親)が11等級以上の自動車保険の契約を持っていれば、セカンドカー割引で7等級からスタートできます
1人暮らしなど同居の親族がいない場合は、親の自動車保険に関係なく6等級新規で契約する必要があります。

一括見積もり回答一覧

損保会社 保険料(一括時) 使用割引
三井ダイレクト 138,050円 インターネット割引:5,000円
アクサダイレクト 156,170円 インターネット割引:10,000円
セゾン自動車火災保険 222,750円 インターネット割引:10,000円
証券不要割引:600円
チューリッヒ 263,490円 インターネット割引:7,000円

通販型自動車保険は、リスク細分型を採用している所が多いです。リスク細分型とは、年齢条件や等級だけではなく、年間の走行距離や性別、地域など幅広い項目で割引・割増を行い保険料を設定します。

今回は年間走行距離20,000km以上の6等級新規、21歳以上の条件だったため、一括見積もりを取ってみると、各社で保険料の差額が大きくなりました

通販型自動車保険の中でも、チューリッヒは保険料の安さに定評がありますが、走行距離が多い条件には弱く、約27万3千円と一括見積もりをした中では最高値の結果が出ました。この値段であれば、代理店型自動車保険に加入するのと大差はありません

逆に保険料が安かったのは、三井ダイレクトで約13万3千円です。そのほかにアクサダイレクト(約15万6千円)も安いと評価できます。

このように、通販型自動車保険は条件によって保険料が大幅に変わります。この保険会社が一番安いと決め付けるのではなく、一括見積りサービスを利用して複数の保険商品の見積もりを一度出してみる事が重要です。

ワゴンRの特徴

ワゴンRはSーエネチャージにより、クラストップレベルの燃費性能を誇ります。FF車はリッター33km、今回一括見積りをした4WDモデルでもリッター29kmのカタログ燃費を誇ります。渋滞が少ないエリアで中〜長距離移動をすれば、実用燃費も25km以上が可能です。

後部座席の居住空間も幅広く、荷物の積載性も高いので通勤使用はもちろん、週末のレジャーでも不自由する事なく利用できる万能性があります。スタイリングや上質感にこだわる方には、フロントマスクを大幅に変更した「スティングレー」が用意されてます。

不動の人気を誇る定番の1台で中古車市場でも人気が高いです。ただし、軽自動車の特性上、走行距離が多いと一気に市場価値が下がる傾向があります。

まとめ

22歳6等級新規、通勤使用で年間走行距離2万km以上、スズキワゴンRの条件で自動車保険の一括見積りを取りました。結果は最安値が三井ダイレクトの約13万8千円。見積もり回答があった中ではチューリッヒの約26万3千円が最高値でした。

ここまで保険料が差が大きい理由は、走行距離が多い事に対するリスク細分化による保険料の試算方法の違いです。チューリッヒは、どんな条件でも安いというイメージを持っている方も多いですが、条件次第では他社より10万円以上高くなります。

条件によって保険料が違うからこそ、必ず自動車保険は複数社から実際に見積もりを取る事が重要です。