38歳で日産・リーフを所有している場合、自動車保険はいくらくらいになるのか?
ここでは、自動車保険一括見積もりサイトを利用して、以下の情報で相場を調べてみました。

申込者情報
等級 15等級
前年事故件数 0件
事故あり係数適用期間 0年
年齢 38歳
年齢条件 35歳以上
居住地域 千葉
運転者限定 本人・配偶者限定
免許 ブルー
使用目的 日常・レジャー
年間走行距離 5,000km〜6,000km
保険期間 平成28年9月1日から1年間
車両情報
車種 リーフ
初度登録 平成28年8月
型式
保証内容
対人 無制限
対物 無制限
搭乗者障害 1,000万円
人身傷害 3,000万円
車両保険 あり(一般)
特約 弁護士費用特約、事故付随事故特約

申込条件のポイント

電気自動車のリーフは、個人の方の利用も年々増加傾向にあり、街中で電気自動車が走っている姿も馴染んできました。リーフの最大のメリットは、ガソリンを一切使わずランニングコストが安い事ですが、自動車保険の料金はどのようになってるのでしょうか?

リーフを購入する方は、運転歴歴が長い30代以上のベテランドライバーが多いです。そのため、38歳、15等級、車両保険(一般)を付けて一括見積の試算をしてみました。

個人でリーフを所有する方は、買い物や近所の送迎などの街乗りが多く、使用目的は日常・レジャー、走行距離は年間6千km以内に設定しました。

一括見積もり回答一覧

損保会社 保険料(一括時) 使用割引
チューリッヒ 57,250円 インターネット割引:7,000円
セゾン自動車火災保険 58,070円 インターネット割引:10,000円
証券不要割引:600円
アクサダイレクト 60,250円 インターネット割引:10,000円
三井ダイレクト 62,730円 インターネット割引:5,000円
ソニー損保 66,180円 インターネット割引:8,000円

35歳以上15等級、車両保険(一般)の条件で一括見積に申込をした所、5社から回答メールが届きました。国産の電気自動車を理由に、受け入れ拒否する通販型自動車保険はありません

保険料はチューリッヒの約5万7千円が最安値で、35歳以上の保険に強いセゾン自動車火災保険が2番目に安いです。高い所でもソニー損保の約6万6千円で保険会社によって料金の大きな違いはありませんでした。

ガソリン車のコンパクトカーの場合、同様の条件でおおよそ5万円弱が最安値の保険料水準です。リーフの車種別料率クラスはガソリン車のコンパクトカーと同等水準で、保険料が高くなった理由は、車両本体価格がガソリン車より高く、車両保険の設定金額が増加したからです

リーフの特徴

リーフは2009年に発売された、リチウムイオンバッテリーを搭載した量産電気自動車(EV車)です。ガソリンエンジンを搭載しないEV専用車で、乗用車規格のボディーと1回の充電で最長280kmの長い航続距離を実現しました。

夜間の電気代が安い時間に充電すれば、1回あたりの充電費用(電気代)は約300円〜と、ガソリン車よりも大幅に安い電気代を実現しました。しかしEV専用車のため、自宅の駐車場に専用200V電源を設置する工事が必要なので、持ち家で自宅駐車場を持っていないと保有は困難です

高速道路のSAや道の駅、ディーラーなど急速充電器の設置もありますが、利用者の大半は近所の街乗り中心の使い方をしています。大型リチウムイオンバッテリーは蓄電池としての役割もあり、災害で電気が止まった場合には、リーフに充電済みの電気を家庭で使用する事もできます

国や各自治体から補助金も出るので気になった方は最寄りのディーラーに、お住まいの地域で利用できる補助金情報を確認しましょう。

まとめ

電気自動車のリーフで自動車保険の一括見積を取りました。30代以上のオーナーが中心の車種の特性上、35歳以上15等級で車両保険(一般)を付けて見積申込しました。

年間保険料は約5万7千円〜6万6千円でした。リーフの車種別料率クラスは、一般的なガソリンエンジンのコンパクトカーと同等水準です。

リーフを新車で購入して車両保険を付けると、車両保険の設定金額がガソリン車より高くなることから、保険料も若干高くなります。車両保険を付けなければ、通常のコンパクトカーと同じくらいの保険料になります。