50歳でスズキ・スイフトを所有している場合、自動車保険はいくらくらいになるのか?
ここでは、自動車保険一括見積もりサイトを利用して、以下の情報で相場を調べてみました。

申込者情報
等級 10等級→7等級
前年事故件数 1件
事故あり係数適用期間 3年
年齢 50歳
年齢条件 35歳以上
居住地域 三重
運転者限定 本人・配偶者限定
免許 ブルー
使用目的 通勤・通学
年間走行距離 11,000km〜12,000km
保険期間 平成28年9月1日から1年間
車両情報
車種 スイフト
初度登録 平成20年10月
型式 ZC71S
保証内容
対人 無制限
対物 無制限
搭乗者障害 1,000万円
人身傷害 3,000万円
車両保険 あり(一般)
特約 弁護士費用特約、レンタカー費用特約、車両保険免責ゼロ特約

申込条件のポイント

当サイトスタッフは損保会社最大手の東京海上日動の勉強会に参加してきました。その中で、1年で自動車保険加入者の全体の1割が事故を起こしているデータが発表されました。これは10人に1人のペースで事故を起こしている事になりますが、保険加入者全員が10年に1度の割合で事故をしている訳ではありません。

何十年も無事故を続けている人もいれば、事故を繰り返してしまう人がいます。つまり、自動車保険は加入期間に比例して必ず等級が上がるのではなく、何年乗っても低い等級で停滞してしまう方もいます。

ここでは50歳10等級で事故を起こし、更新時に3等級ダウンで7等級まで下がってしまう方の条件で一括見積を取りました。事故を繰り返しているからこそ、車両保険(一般)や車両保険免責ゼロ特約をしっかり付けておく必要性が高いです

車種は通勤用としての需要も高いコンパクトカーのスイフト。免許ブルーの条件で申込をしました。

一括見積もり回答一覧

損保会社 保険料(一括時) 使用割引
チューリッヒ 97,760円 インターネット割引:7,000円
三井ダイレクト 108,850円 インターネット割引:5,000円
セゾン自動車火災保険 115,120円 インターネット割引:10,000円
証券不要割引:600円
ソニー損保 116,870円 インターネット割引:8,000円
アクサダイレクト 120,360円 インターネット割引:10,000円

3等級ダウンの事故を起こして7等級に落ちた場合は、保険料も高くなります。代理店型自動車保険で保険を継続した場合は、15万円前後の保険料になります

一括見積を取った所、最安値はチューリッヒで約9万8千円でした。これは非常に安い保険料だと評価できます。10万円を切ったのは1社のみで、5社回答があったうち、最も高いのはアクサダイレクトの約12万円でした。

通販型自動車保険は、事故が多い人は車両保険の受け入れ拒否をされる事もありましが、等級ダウン後に6等級以上を維持していれば対応してもらえる事が多いです

事故が多い方は、それまでの付き合いや事故した時にサポートをしてもらった義理で同じ保険会社に入り続ける方が多いですが、保険料が高くなる等級ダウン事故の後だからこそ、保険商品を選びなおすと大幅に保険料を節約できます

なかには、通販型自動車保険で保険料が高い事を理由に車両保険を外すなど、補償を薄くして継続してしまう方がいますが、それなら安い通販型自動車保険に切り替えて補償を充実させた方がメリットが高いです。

スイフトの特徴

スイフトはスズキのコンパクトカーで長年キープコンセプトで販売し続けているロングセラー車種です。国内では、ライバルに燃費性能で劣っている事から販売台数が伸び悩んでいますが、シャープな走りが評価されて海外でよく売れている車種です。

走りの鍛錬度はクラストップレベルで、上位グレードのスイフトスポーツも人気です。走りの特徴はパワーでグイグイ走るタイプではなく、コーナリングで人馬一体のような感覚を得られるシャープで扱いやすい乗り味があります。

走りにこだわりが無い方でも、流行に左右されないバランスが良いデザインで見栄えを重視して選んでいる方も多いです。ライバルと比較すると劣る面もありますが、燃費と取り回し、荷物の積載性が良いので、通勤から街乗り、ロングドライブまで幅広い用途で使えるオールラウンダーです

まとめ

50歳で前年に3等級ダウンの事故を起こして7等級になる条件で自動車保険の一括見積を取りました。事故を繰り返している方だからこそ、保険料重視で補償を薄くするのではなく、車両保険や事故を起こした時の特約をしっかりセットしておく事が重要です。

一括見積の結果は、最安値がチューリッヒで約9万8千円でした。保険料が高くなる条件が多い事から他社の見積回答は幅があり、高い所では約12万円の見積がありました。ちなみに、大手代理店型自動車保険だと、おおよそ15万円前後の保険料になります。

事故が多い方だからこそ、付き合いで保険会社を選ぶのではなく、一括見積で最も安い保険会社を探して切り替える必要性が高いです。