21歳から25歳というのは始めて車を買うという方も多い年齢でもあります。
20歳以下の全年齢に比べると保険料の割増率は緩和されるとはいえ、21歳以上の年齢条件が必要になる場合は任意保険料は高く大きな負担になってきます。
基本的な考え方は20歳以下と同じ
始めて車を買う人が多い年齢というのと、新規で加入する場合割増等級になる25歳以下の方は自動車保険に対する考え方は基本的に20歳以下の人と共通している部分があります。
親と同居しているのであれば、親の自動車保険の名義や等級・セカンドカー割引を有効活用する。新規加入するしかない状況であれば、まずは最初は古い中古車で補償内容も最低限に抑えて継続等級に更新する事を最優先さえる方法がおすすめです。
継続して車を乗っている人は保険料が安くなっているケースも
25歳以下の年齢では、社会人になり落ち着いて始めて車を購入する人もいれば、既に車を保有して数年経過しているケースもあります。
20歳で車を購入して自動車保険に新規加入した場合、その後保険を使う事故を起こしていなければ25歳の時には11等級に進んでいます。
車を乗っていなくても18歳で免許を取得して無事故・無違反を続けていればグリーン免許とブルー免許の更新期間3年を考慮すると単純に数えて24歳でゴールド免許になります。
16歳から原付や自動二輪を取得したり、5年間無事故無違反の実績と作ってからバイク免許を追加で取得するなどすると、更に若い年齢でゴールド免許を取得できます。
このように等級が進んでゴールド免許割引が適用になると、保険料は一気に安くなります。
例:25歳保険等級11等級。本人限定特約ゴールド免許1,500ccクラスの車両の場合
・対人対物無制限
・人身傷害3,000万円
・車両保険一般フルカバータイプ
を付けて目安となる保険料は年間で6万円~9万円程度に抑えられます。
車両保険や人身傷害補償を省いた最低限の内容にすれば、最安値水準で任意保険料は年間3万円程度まで抑える事も可能となります。
まだまだ等級を上げる事を優先する年代
上記の参考保険料でもあるように、25歳以下でも条件を満たせば保険料は安くなります。
こうした一定の条件を満たしたケースでは補償内容を充実させるのも良いですが、一般的な25歳以下の人の場合はまだまだ割増待遇になるケースも多いです。
等級を上げる事を優先して車両保険には加入しない、高価な車には乗らない、などといった、それなりの妥協などもして保険等級を最低でも2桁水準まで上げる事を目標としていくようにしましょう。