自動車保険の年齢条件は一般的に35歳以上までの設定となり、最も割引率が高くなります。
35歳以上になると、多くの方が運転歴も長くなりベテランドライバーとなってきます。
こういった経験から35歳以上は事故が少ないというデータがあり保険料は安くなります。
35歳を超えたら保険料の見直しを
自動車保険は一般用(事業用)の自動車保険では年齢条件が30歳以上を上限としている場合があります。
3歳以上と35歳以上の年齢条件では割引率はあまり大きくはありませんが、35歳という節目で一度より保険料が安くなる自動車保険がないかを見直して見るとよいでしょう。
近年では35歳以上の割引率を増やす傾向もあります。
割引率を活用した充実補償を
35歳以上になると、運転技術は自信がついても、公道を走る事故のリスクを認識して、しっかり車両保険に加入するなど補償内容を充実させる人も多くなります。
高い割引率を活かして、それまで不要だと思っていた特約などをもう一度見直して行くとよいでしょう。
35歳以上であれば補償内容を充実させても保険料は安い
例 35歳15等級ブルー免許日常レジャー。運転者限定なし。
プリウス車両保険設定260万円の場合
プランA:年間保険料が85,000円
このように大衆向けの国産車クラスであれば充実補償にしても、35歳以上でそれなりの等級を持っていれば年間10万円以内の保険料で充実した補償を受ける事ができるようになります。
35歳以上でも高級車やスポーツカーにすれば保険料は高くなる
例 35歳15等級ブルー免許。日常レジャー。運転者限定なし
メルセデスベンツEクラス車両保険設定500万円の場合
上記例プランAの場合:年間保険料は150,000円
35歳以上で等級が高ければ必ずしも保険料は安くなる訳ではありません。
それまでの保険料が安くなったからと言って、見積もりを取らずに外車やスポーツカーなど料率が高い車種に乗り換えると保険料は大幅に高くなる事もあります。
35歳以上になったら再び代理店型自動車保険の検討も
近年通販型自動車保険の躍進でそれまで代理店型自動車保険で加入していたのを、通販型へ乗り換える人も増えています。
年齢条件を低く設定する。等級が低いなどの環境では、代理店型から通販型に変える事で数万円という大きい保険料の差額が出る事も多いですが、年齢条件が35歳以上になり等級が進むと、代理店型と通販型の保険料の差額が縮まる事もあります。
差額が少なければ、代理店型自動車保険のメリットも事故対応や長期分割・新車時の車両新価特約などメリットも多いので、通販型自動車保険を利用している方も今一度代理店型自動車保険の見積もりを取ってみるとよいでしょう。