40代・50代の自動車保険は運転者だけではなく、子供や親など車に同乗させる人の環境も変わってきます。
一般的には年齢条件も等級も割引率が高くなっている環境になりやすいので、しっかり補償内容を見直しましょう。

人身傷害・搭乗者傷害はしっかり

40代・50代になると、子供や親を乗せて車を走らせる事が多くなります。
こういった環境の変化に合わせて傷害保険をしっかり見直す必要があります。

人身傷害の補償額を上げる

人身傷害に加入していない人や3,000万円などの制限をかけている人は、補償額の見直しが必要です。

扶養家族が増えれば、万が一の大事故の時には残された家族がしっかり補償されるように満額に近い保険金が出る環境を作っておきましょう。

一般的には6,000万円~1億円くらいの人身傷害にしておくと良いでしょう。

搭乗者傷害の加入と倍額補償

死亡や後遺症などの重大な事故ではなく、ちょっとした事故でも子供や親などの高齢者を乗せると怪我をするリスクが高まります。

子供が小学生以上になると、その友人を乗せる事なども増えてきますので、自動車事故で怪我をした際には、支払いスピードが速い搭乗者傷害に加入しておくとよいでしょう。

可能であれば怪我や通院・入院などの一時金が増額される倍額補償などの特約に入っておくと良いでしょう。

子供が運転すると保険料は大きく変わる

40代・50代になると子供が18歳以上になり免許を取得して車を運転できるようになるケースも出てきます。

この場合、年齢条件の変更が必要で保険料は大幅に高くなります。

それまで35歳以上に設定していた年齢条件を子供の免許取得に伴い全年齢に変更すると、保険料は一般的な相場で7割~8割前後高くなります。

例えばそれまで15等級で車両保険付けて年間8万円ほどの保険料だった場合は、子供が運転できる条件に変更する事で、14万円前後にまで保険料が上がる計算になります。

年齢条件が適用されるのは同居の親族のみ

自動車保険の難しい所で年齢条件の適用は同居の親族だけになります。

例えば子供が実家を出て同居していない場合は、月に1回など定期的に実家に帰ってきて車を運転する場合でも、年齢条件は同居の親族で車を運転する一番若い方の年齢に合わせた設定で問題ありません。

40代・50代におすすめなセゾンのおとなの自動車保険

今現在、最も40代・50代向けのサービスに注力しているのがセゾン自動車火災保険のおとなの自動車保険です。

本来自動車保険の年齢条件は35歳以上は一律同じですが、おとなの自動車保険では、40代・50代の場合は更に割引が増えるサービスとなっています。

注目すべきは子供特約

おとなの自車保険の最大の魅力がこども特約です。

従来、子供が運転する場合は年齢条件を子供の年齢に合わせて変更を行い、その設定年齢に合わせて保険料の料率が計算されるのに対して、おとなの自動車保険の子供特約は被保険者の年齢条件で保険料を計算し、特約という形で、子供が運転しても補償される分を上乗せします。

これによって、保険全体に高い年齢条件の割増率が適用される事なく大幅に保険料を抑えられる事が可能です。

子供が運転する前から等級を意識する

40代・50代になると自動車保険料は安くなりますが、子供が大きくなり免許取得も視野に入る年齢になりはじめたら、子供が免許を取った時の事を考えて、等級を上げる意識を高めましょう。子供が運転するようになると保険料は大幅に高くなります。

この負担を少しでも軽減できるように、子供が免許取得する数年前の段階から、ちょっとした修理は保険を使わないで修理するなどの対策を取って等級を上げていく事も必要です。