外壁塗装の塗装業者選びのコツ

ブルさん

外壁塗装は業者選びが難しいです。
外壁塗装は｢ここに頼めば間違いない｣といった知名度抜群の大手が少なく、地域密着型の塗装職人が施工することがほとんどです。
仮に大手リフォームチェーンに外壁塗装を依頼した場合でも、外壁職人は地域ごとの外注先によって品質に差が出てきます。

ここでは外壁塗装の業者選びのコツについてまとめました。

塗装業者選びのコツ

良い外壁塗装業者を見つける簡単な方法は一括見積サービスの利用です。

一括見積サービスを利用するメリットは次のものがあります。

外壁塗装の見積は、家の状態に応じて必要な作業や料金が異なるので、必ず現地調査が必要です。ネット申込の外壁塗装一括見積サービスでも、現地調査で業者が家に来て説明や見積提示をしてくれるので、複数の業者の対応を見極めることができます。

もちろん、見積依頼から相談、現地調査まで全て無料なので、話を聞いた結果依頼しなくても問題ありません。

一括見積は業者の質が高く、自社で広告を出していない塗装専門業者が多いです。見積や現地調査を担当するスタッフも、普段は現場で仕事をしたり、過去に現場で勤務していた塗装職人が対応することが多く、適切なアドバイスをしてくれます。

また、一括見積に登録している業者は、一括見積経由の仕事をメインにしています。悪質な手抜き工事をしたり、重要事項の説明を省略して追加料金を請求するトラブルはもちろん、契約するまで帰らないといったクレームになる行為を行うと、一括見積の運営会社にクレームが行きます。

そうすると、一括見積サービスから業者は提携解消されるなどのペナルティがあるため、一括見積を通じて外壁塗装を依頼するだけで、手抜き工事や強引な営業にあうリスクが軽減できます。

単純に見積が安いところを選ぶのではなく、必要な作業の説明などをしっかり行い、見積の説明に納得のできる信用できそうな業者を選びましょう。

外壁塗装について、知人や友人･同僚に相談すると、オススメの業者を紹介してもらえます。塗装職人の腕によって品質が変わる外壁塗装は、紹介で業者を選ぶ方が多いです。しかし、周囲から塗装業者を紹介された場合でも利用は慎重に検討しましょう。

塗装業者を周囲から紹介される時は、次の2つのパターンがあります。

紹介者が塗装業者を利用した経験があったり、直接の知り合いだと信用できそうなものですが、紹介される塗装業者に相談する場合、次のデメリットがあります。

塗装職人が直接の知り合いや、利用経験がある業者を問わず、紹介された業者が必ずしも品質が高く料金が安い(適正価格)業者とは限りません。

外壁塗装はどの業者に依頼しても塗装直後は綺麗に仕上がるものです。本当に良い塗装工事をしてもらったか分かるのは5年･10年経過してからです。

すでに紹介者が2回以上利用したことがある業者であれば、信頼度は高いですが、最近利用した業者や、知り合いというだけで、外壁塗装をしてもらったことがない業者の利用は慎重に検討しましょう。紹介の場合は、紹介者のメンツがあるので、現地調査や見積を依頼すると、断りにくいデメリットがあります。

知り合いから塗装業者の紹介の話がある場合は、まずは一括見積などを利用して、他の業者から見積や現地調査の話を聞いてから、｢ほかの業者からはこういう説明があって、こんな見積が出てるんだけど｣と伝えられる状況で声をかけるとよいでしょう。

塗装業者は自社施工や外注など、様々な種類があります。一概に自社施工の業者が良いとは言い切れませんが、外注に比べて自社施工は中間マージンが無いので、高品質の外壁塗装工事を低価格で行ってくれることが多いです。

外壁塗装一括見積サービスは、自社施工業者が多く登録している点が、広告や紹介で業者を探すよりもメリットが大きいと思います。

また、外壁塗装は家の状態によって適切な工事内容が変わってきます。1社のみの話では、それが正しいことか見極めるのが難しく、2社以上から話を聞く必要性が高いです。一括見積なら、一度の情報入力で複数の業者に見積･現地調査の依頼ができるので利便性も高いです。

私も前回外壁塗装するときは、紹介に頼ろうとした部分がありましたが、塗装業者選びのコツを調べてみて、優良業者を紹介されるとは限らないデメリットを理解しました。

外壁塗装は、実際に工事を依頼しても優良業者なのか見極めるのが難しいです。紹介者は悪気もなく自信を持って料金が割高だったり、品質が低い悪質業者を紹介しているケースもあるので注意しましょう。

紹介された業者から話を聞く時も、一括見積で他の業者からも見積と現地調査の説明を受けておくことで、断る口実ができて業者選びに失敗する確率を下げられます。